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ハイカーへ福音 道後山麓の一偉観
広島鉄道局では、昨夏風光明媚の瀬戸内海粟島にバンガロー式優雅な"海の家"を建設し、一般海上ハイカーに利用せしめたところ、想像外の好成績をおさめたのに鑑み、こんどは簡易ホテル式の"山の家"を建設しようという議が具体化しつつある。 これが候補地については、四季を通じて利用し得ることを条件として、三輪運輸部長・三木旅客課長・千葉技師ほか係員らが管内の各地を実地調査中であったが、大体道後山に決定をみたので、地元民の協力を得て年度早々具体的設計にとりかかる運びとなった。 「山の家」を常設的なものとするには約1万数千円程度の建設費を要する見込みで、目下経理当局との間に種々折衝を重ねているが、竣成後は諸種の事情から広鉄直営とするには難色があるので結局、地元に経営を委託することとなる模様である。建設場所は今冬麻生武治氏が来山の節、最適地として折紙をつけたといわれる現在のヒュッテ付近の丘陵が選定されるはずであるが、同所付近春はツツジの名所としてハイキングに適し、夏は納涼、秋は高山ハイク、冬はスキーの好適地として知られ、四季を通じて利用されるので、設備もホテル式とし

小鳥 原
2025年12月31日読了時間: 2分


道後山山の家
広島鉄道局では"歩け半額コース"でお馴染の県北の霊峰県立公園道後山に工費総額3万7,000円を投じて青年宿泊所"山の家"建設中であったが、このほど竣工を告げ、屋内の諸施設も完備し、圧倒的歓迎を受け、千客万来の殷盛ぶりを呈している。 山の家 【位置】道後山山腹海抜1,060メートルの地点にあり 【交通】芸備線道後山駅下車9キロ、徒歩で2時間半を要す。冬期スキーシーズンには土・日曜日は駅からバス3往復の予定 【設備】食堂兼談話室・売店・事務室・スキー置場・乾燥室・浴場・洗面所・便所・調理室・従事員寝室・客室・ベランダ・照明(ランプ)・鉄道電話・水道・新聞・雑誌・図書・ラジオ・ピンポン(卓球)・窓は二重ガラス 【客室】和室(階下)10畳1間定員8名(臨時10名)・6畳1間定員5名(臨時6名)・洋室(階上)11室(寝室)定員42名寝室は上下2段、長さ1間半・幅3尺 【料金】宿泊一人一泊50銭、休憩客室使用20銭、青年徒歩旅行者一人一泊30銭 【食事】朝20銭・昼30銭、晩50銭、ほかに一品料理あり、日本酒なし、営業時間は朝6時から晩10時まで...

小鳥 原
2025年12月31日読了時間: 2分


雪の比婆東部
県境比婆郡東部地方、5日払暁の積雪量は雄峰道後山85センチ。猫山・金剛・古蘇・飯山・多飯ヶ辻などの中国連嶺はいずれも70センチ。山麓の平坦地は35センチを示し、北備の山野は雪魔地獄と化し、地方民はいずれも冬籠りを余儀なくされるにいたったが、歓声をあげたのはスキーヤー連で、道後山スキー場は相当の賑いを呈した。 中国新聞1937年(昭和12年)12月8日付

小鳥 原
2025年12月31日読了時間: 1分


1947年道後山ヒュッテ経営関連
さつきの見頃 道後山はヒュッテに 深緑のシーズンに入って山ファンから道後山"山の家"が利用できるかどうかと広鉄当局にいろいろ問合せがくるので、広鉄ではつぎの意向を表明して一般の疑問に答えた。"山の家"は当分利用できないが、その上方に「道後山ヒュッテ」があるから利用されたい。もっともこのヒュッテは民間所有で鉄道経営ではないから、当局が直接登山客誘致の宣伝をやってはいないが、道後山駅長に前もって連絡すれば団体客などの宿泊は斡旋してくれるはずである。炊事・宿泊施設とも完備しており、120名くらいの収容力を持ち一日3食付で40円くらい(但し主食は持参のこと)5月下旬ごろから全山"さつき"の見頃となる。 中国新聞1947年(昭和22年)5月21日付 身代り"山の家"ヒュッテを借入れ 道後山に広鉄名物二世 昨秋から使用できなくなった広鉄名物道後山"山の家"に代わって道後山ヒュッテが登場したが、同ヒュッテは地元の木村春枝さん(広島県比婆郡八鉾村)の個人所有で、バラック程度の廃屋に20万円を投じて手を入れ営業をはじめたものだが、個人資力では山の家に匹敵する施設が

小鳥 原
2025年12月30日読了時間: 3分


降雪で送電不能(記事抜粋)
(前略)…また広島管理部管内芸備線では、15日午後7時58分ごろ上り896列車が落合駅で雪のため給水補給が出来ず、約58分遅れた。一方雪不足をなげいていた道後山では16日朝6時現在で135センチとなりスキーヤーたちを喜ばせた。このため同山の山の家の15日夜の投宿者は41名であった。 山陽新聞1949年(昭和24年)2月18日付

小鳥 原
2025年12月30日読了時間: 1分


神龍湖遊覧 旅客の争奪を防止 運賃の統一を図る
天下の名勝帝釈峡神龍湖(神石郡永渡村)は、山陽中央水電会社の堰堤増築により上流の天然橋雌橋が水中に没したので、増水と水泳季節で遊覧客も増加するが、これまで神龍湖通船営業者赤木八寿人・池田正登の両氏相反目して遊客の争奪・運賃の競争などをなし遊覧客の不便少なからず、帝釈峡開発進展に関係するので今回三村油木署長・村上福永郵便局長・宮野永渡村長・久岡新坂村長・香川幸三郎氏らの仲裁で、左の通り協定請書を三村署長の手元へ提出し、通船営業者を2組となし赤木八寿人・瀬尾三四の両氏を一組、池田正登・武島幸一の両氏を一組とし、各一組ごとに隔日従業、赤木八寿人組は奇数の日に従業することになり、賃銭も左記の通り値下げを行い、今後は遊覧者に対し特に利便をはかることに円満解決した。(以下請書内容) 中国新聞1931年(昭和6年)5月22日付

小鳥 原
2025年12月30日読了時間: 1分


道後山へ「自然科学列車」
値上げ実績上らぬ広島管理部では、公共事業体切替前の追込み戦術として、学者さんのお力拝借で「自然科学列車」を芸備線に走らせる。第1回は21日午前9時56分広島発で同夜は道後山1泊。文理大堀川教授ら生物学者から高山植物の実地説明を受け、22日夜7時半帰広するプランで、費用はバス代・ヒュッテ宿泊料ふくめて学生490円・一般600円。これが好評ならば、教授陣を組み替えて28日・4日とヒュッテ閑散期を学生さんに大いに利用してもらおうと、学校側に盛んな勧誘を行っている。 中国新聞1949年(昭和24年)5月18日付

小鳥 原
2025年12月30日読了時間: 1分


愛の囁きは高原 アベック列車初登場
運賃値上げ後、旅客ガタ減りで国鉄またまた青息吐息の難航ぶり。値上げが広鉄の大黒帳にどう影響したか、値上げ前後5日間の模様を拾ってみると、値上前の4月26日から月末までの乗車人員364万名に対し値上げ後5日までは336万名で28万名の減少。その収入は5,730万円で3,000万円近くの減収とは当局もくさるはず。その後一向に成績が上がらず値上げをなぜしたかと頭をひねっているが、広鉄旅客課では危機突破の増収策として考えたのがアベック専用列車。東鉄に"子供専用列車"の先手を打たれて口惜しがった広鉄の苦肉策アベック列車は、この自由恋愛時代に映画館の隅とかオフィスの裏でこそこそと愛のささやきを交わすより、高山植物やツツジ・ツリガネソウなどがらんまん咲き競う夢の別天地道後山公園でのびのびと胸の思いをうちあけなさいという親心?からで、試験的の第1回は5月の週末28日に行われる。 定員250名つまり125組が、広島駅9時56分発810列車に専用客車2両を増結。道後山着14時43分、アベックバスでヒュッテまで運び、同夜は催物など行い甘い夢を結ばせ、翌日は野生のシイタ

小鳥 原
2025年12月30日読了時間: 2分


「山の家」の運輸事務官が収賄
広島県比婆郡八鉾村県立公園道後山の「山の家」に勤務中の広島管理部渉外局運輸事務官中原昇(42)は昭和22,3両年度の薪炭購入を比婆郡八鉾村の堀数保(38)同山口照之(32)の両名からあっせんしてもらい、謝礼金として両人から十数万円を入手した容疑で比婆地区署で取調中であったが犯行を自供。比婆地区署では7日身柄および一件書類を送庁した。 中国新聞1949年(昭和24年)7月8日付

小鳥 原
2025年12月30日読了時間: 1分


道後山は招く ヒュッテ一般に開放
登山とハイキングのシーズンを迎えた道後山では、野生するイワカガミ・アカモノ・シロモノなどの高山植物をはじめ、道後山の生命を代表するサツキ・ツツジが咲きはじめ、山への誘惑をそそっているが、広島管理部ではヒュッテを開放し一般の便をはかる。 ヒュッテは定員80名。1泊20円。食事は1食20円(主食持参)でまかなってくれる。 中国新聞1948年(昭和23年)5月24日付

小鳥 原
2025年12月30日読了時間: 1分


スキー講習会
広鉄・交通公社・広島県スキー連盟共催で、2月7日~9日までの3日間、道後山スキー場でスキー講習会をひらく。 指導員はスキー連盟の木村・齊藤両氏で、一般初心者の参加を特に歓迎している。会費(宿泊費雑費)は200円で2月4日まで交通公社広島事務所または道後山ヒュッテに申込のこと。定員100名、なお現地に貸スキー15台を備える。 中国新聞1948年(昭和23年)1月22日付

小鳥 原
2025年12月30日読了時間: 1分


積乱雲に続く山・山・山… 道後山で忘れるこの世の憂さ
キャンプのシーズンとなった。県立道後山公園はさつき散ってハンカイソウのころとなり、来る日も来る日も集る人々も一日に200人をくだらず、土曜・日曜をかけては350人余りにもおよび、一日2回のバスの往復ではまどろっこしいくらい。ヒュッテでは、所狭しとテントを張った本格的なキャンプマンも見られる。9月頃までは山の家も完全な館備をと急いでいる。 じりじりと照りつける太陽、濃緑の香に酔いながらのぼりきれば、芝生に放牧された馬や牛も一緒に、お山パラダイスがくりひろげられる。ここでは野球やバレーに興ずる一群もあって、ここで気のすまぬ連中は、日本海いずこと中国山脈の尾根の鬼がわら三角点をめざして、三々五々いどみかかる。中には、子供を背にした進歩的なご婦人も見受けられる。 三角点にいたれば、万里の長城ならず隣県との国境にこけむす3尺の石垣があり、これに腰をすえれば日本海からの風に、下界の金づまりや税金ぜめとはしばらくおさらばだ。緑また緑と山々が延々と続き、積乱雲の下に消える。8時すぎごろ、紅に空がいろどられて西に夕日が沈めば、東にはやくも満月がのぼる。この時のお山

小鳥 原
2025年12月30日読了時間: 2分


道後山は緑の化粧
中国陰陽を睥睨(へいげい)して雲表に聳立する円滑雄大な山容をもつ県立公園道後山は"つつじ"の出現に先駆けて緑の化粧に張り切っている。7合目辺一帯には短く育った詩的の青毛氈(あおもうせん)が天然の大芝生を完成し、帯紅色の花冠が小枝を埋めて傾斜面に密生する"たにうつぎ"は山腹一帯の"れんげつつじ"とともに大きな美観だ。地を這う"やまつつじ"の紅唇にキスする薫風を妬ましげに放牛の群れがわが世の春を謳歌するさまは一幅の泰西名画の展開だ。麓諸村地方は古典情緒たっぷりの田植が真っ盛り中だ。田植太鼓の音に聞き耳をそばだてながらモウ公連の座談会がはじまっているではないか? 中国新聞1937年(昭和12年)6月12日付

小鳥 原
2025年12月30日読了時間: 1分


道後山"山の家"開放
広鉄では進駐軍専用となっていた道後山"山の家"が移管となったので、一般登山者に開放することになり、10日"山の家"びらきを行う。またこれを機会に、広島と岡山から道後山行きのハイカーを募集する。出発は15日で広島発8時・岡山発7時57分。帰着は16日で広島着午後7時46分・岡山6時33分である。山では栗拾いと宝探し、カメラマン腕くらべ、夜は軽音祭やダンスパーティが開かれる。会費は1泊3食つきで650円。 中国新聞備後版1949年(昭和24年)10月1日付

小鳥 原
2025年10月27日読了時間: 1分


5日には60センチ 雪の道後山
毎日続いた小春日和に雪の道後山も面目を失ったありさまであったが、5日の気温の低下とともにおとずれた降雪のため4日までのぽかぽか日和はどこへやら…のんきにかまえていた芸備線の鉄道関係は大童で、5日「木次」から応援のラッセルを回送させるなどというありさま。...

小鳥 原
2025年9月14日読了時間: 1分


スキーもお流れ 当外れ鉄道の皮算用
温暖つづきのこのごろ、1日は朝から生暖かい雨が降り道後山も同日の積雪量はわずか15cmでついにスキー不能となり、ヒュッテに待機するスキーヤーをガッカリさせる一方、広鉄でもこの分では今年のスキー目当て増収計画も完全にオジャンだと長大息している。広島市内の運動具店も店頭に飾りた...

小鳥 原
2025年9月14日読了時間: 1分
歌で新しい触れ合い 国鉄山の家寮長高安さん
「道後山賛歌」を作る 覚えやすく合唱に最適 作曲は安芸津の坪浦さん 比婆郡西城町の道後山国鉄山の家の寮長高安穂高さん(56)が、国定公園道後山の四季を歌った「道後山賛歌」を作詞した。ハイカーたちと一緒に口ずさむ中で山に対する清らかな印象を高め、触れ合いの輪を広げたいと望んで...

小鳥 原
2025年9月14日読了時間: 2分


走るぞスキー列車
5日中国一帯に初雪をみ山間部はスキーにもってこいの積雪となったので、広島管理部では5日とりあえずつぎの臨時列車を発表。スキー列車のダイヤ編成を行っているが、スチームの通ったスキー列車復活は8年ぶり 【スキー臨時列車】14日23:20広島発、15日4:10道後山着、16日14...

小鳥 原
2025年8月15日読了時間: 1分


道後山日曜の賑い
道後山のつつじは頂上まで満開の花模様だ。11日の日曜は鼻の見おさめではなかろうかとの懸念から、おしかけた登山者で山は人のいきれで蒸し返されるばかりの賑わしさであった。ことに日の出の壮観を仰がんと土曜から1泊がけの団体が道後山駅から三坂登山口までひっきりなしの盛況で、終日貸切...

小鳥 原
2025年8月15日読了時間: 1分
1949年道後山スキー場大盛況関連
ゲレンデの条件は絶好 備北道後山に集うスキーヤー群 広鉄の肝いりの初スキー列車は15日の夜明け4時10分雪の道後山に到着した。4両連結の車からは九州・山口方面からも参加した450余名のスキーヤーがぞろぞろ下車、待機中のバス4台が3回にわたって三坂部落まで送るという大混雑ぶり...

小鳥 原
2025年1月4日読了時間: 3分
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