神龍湖遊覧 旅客の争奪を防止 運賃の統一を図る
- 小鳥 原

- 2025年12月30日
- 読了時間: 1分

天下の名勝帝釈峡神龍湖(神石郡永渡村)は、山陽中央水電会社の堰堤増築により上流の天然橋雌橋が水中に没したので、増水と水泳季節で遊覧客も増加するが、これまで神龍湖通船営業者赤木八寿人・池田正登の両氏相反目して遊客の争奪・運賃の競争などをなし遊覧客の不便少なからず、帝釈峡開発進展に関係するので今回三村油木署長・村上福永郵便局長・宮野永渡村長・久岡新坂村長・香川幸三郎氏らの仲裁で、左の通り協定請書を三村署長の手元へ提出し、通船営業者を2組となし赤木八寿人・瀬尾三四の両氏を一組、池田正登・武島幸一の両氏を一組とし、各一組ごとに隔日従業、赤木八寿人組は奇数の日に従業することになり、賃銭も左記の通り値下げを行い、今後は遊覧者に対し特に利便をはかることに円満解決した。(以下請書内容)
中国新聞1931年(昭和6年)5月22日付


