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連載「三神線全通 苦心の建設史15年」
備北の秋に捧ぐ交通文化の饗宴 工費実に865万円 十有五年の歳月と865万円の巨費が投ぜられた待望の三神線(備中神代~備後十日市間)も、いよいよ来る10日同線最終工区備後落合~小奴可間11キロの開通により、ここ備中備北をあげて沸き返る地元民の歓呼と祝福を浴びて全線開業の花やかなスタートを切ることになった。 三神線は"サンシャイン線(太陽照る線)"とも呼ぶべき、奥地資源の開発に文化水準の向上へと国鉄本来の重大使命を帯びて登場するのだ。同線は伯備線備中神代駅から離れ、広島県に入り比婆郡東城・八幡・小奴可・八鉾・美古登・西城・高・庄原・山内東・山内西の3町7村を結び、さらに双三郡和田・田幸・神杉・八次の4村を貫き、同郡十日市町に達するもので、いわゆる山岳高原の横断線として明粧が施されるわけだ。10月の声を聞く奥地の秋色はすでに濃く山の幸が謳われている。 この錦繍の秋を背景に、全通式当日国鉄では「生みの親」米子建設事務所と「育ての親」となる広島・大阪両鉄道局三者合同で招待者1,500名を庄原に招き、盛大な祝賀式を挙行する一方、沿線地元でも最初の起工地であ

小鳥 原
1月21日読了時間: 11分


備作三勝両鉄道合併
先に岡山県美作国勝山町を起点とし備中国新見町・備後国東城町を経て同国西城町に至るを本線とし、東城町より備中国成羽町を経て同国高梁町に至るを支線とし、延長70マイル間に布設の儀を出願せし美作鉄道会社は、今回同地方に於いて発起出願せる三勝鉄道会社と合併の協議まとまり、去る29日午後5時より東京呉服橋外柳屋において発起総会を開き、創立規約等を議定し、創立委員は東京及び地方より選出するものとし、而して東京委員には左の諸氏当選せり 原亮三郎・林乗一郎・殿木善兵衛・片野重久・高津仲二郎・武田忠臣・根津嘉一郎・桑原可行・山田英太郎・山中閏・曲木如長・小泉邦三郎・榊原浩逸・中村克昌 右鉄道の沿道地方には鉄鉱多く、目下採掘営業中のもの30ヶ所あり、銅山も岩崎氏所有の吹屋銅山を合わせ6ヶ所あり。又大森林もありて、乗客も伯州・雲州地方並びに四国より出雲大社・美保関等に参詣する者少なからずという。 芸備日日新聞1896年(明治29年)9月1日付

小鳥 原
2025年12月31日読了時間: 1分


三神東城間は25日開通 8キロの鉄道工事竣工し大阪鉄道局から発表
(大阪発)備中三神・矢部(原文ママ)(岡山県)・東城(広島県)間に建設中であった鉄道線8.8キロは、このほど竣工したので来る25日より開通することとなった。停車場は矢部・野馳・東城。三等賃金矢部東城間17銭である。 芸備日日新聞1930年(昭和5年)11月20日付

小鳥 原
2025年12月30日読了時間: 1分


三新線第5工区工事に着手 比婆郡八鉾村方面活気づく 昭和11年末完成
三新線第5工区甲・乙区はさきに東京堀内組が請負い、甲区起工式は去る11月24日現場比婆郡八鉾村小鳥原で盛大に挙行したが、目下同地方は土工が多数入りこみこれが飯場建築で賑っている。同工区の請負金額は、甲39万1,000円・乙19万4,400円、計58万5,400円で、延長10.2キロでこの間橋梁7ヶ所・トンネル3ヶ所で、小鳥原川の橋梁は高さ90メートルと云う全国でも有数のもので、米子建設事務所管内では模範的工事であるといわれている。因みに同工事場に使用する火薬量は約4,500貫の予定で、竣工期は昭和11年末であるが、これで三新線の全線が着工された訳である。 芸備日日新聞1933年(昭和8年)12月19日付

小鳥 原
2025年12月30日読了時間: 1分


三神線第4区工事入札 26万4,000円で鉄道工業落札 昭和10年までに竣工
三神線第3工区東城駅八幡間は目下鉄道工事を進めているが、八幡村上菅-小奴可間は第4工区として米子建設所から測量官吏出張。十地調査測量・買収等進捗し4月上旬一先ず完了したので、去る15日米子建設事務所で第4工区八幡小奴可間の工事を請負入札に付したところ、26万4,000円で鉄道工事に落札した。而して工事は来る5月頃着手し、昭和10年頃竣工の予定である。 芸備日日新聞1933年(昭和8年)4月23日付

小鳥 原
2025年12月30日読了時間: 1分


三神線第3工区近く着工! 17ヶ月で竣成の予定
【東城発】三神線東城-八幡間鉄道延長第3工区工事は、全国に昭和8年度のトップを切って6日、米子建設事務所で工事入札に付した結果、工費19万余円で岡山に本社を有する斯界の大建物中国土木合資会社代表者〇原直利氏に落札し、既に工事に請負に関する万端の手続きを完了したので、近く着工することになった。なお本工事は、東城駅から東川に沿って北進、川西・受原・下菅を経て、八幡駅設置の中菅区中央から約10丁を〇る上菅佐々木氏所有の竹林までの区域で、工事期間は本年2月1日から明9年6月末までの17ヶ月間であり、右工区主任は岡山営業所支配人木村弘氏に決定したと 芸備日日新聞1933年(昭和8年)1月14日付

小鳥 原
2025年12月30日読了時間: 1分


三神線東城駅以北鉄道延長工事 13日から最後的調査開始 付近地方民大喜び
【比婆】三神線東城駅以北鉄道工事延長工事は、既報の通り今秋11月から着手の模様であるが、米子建設事務所から4名の鉄道官吏が出張。多数の人夫を使役して13日から東城八幡間の最後的測量・幅杭打込みを開始した。而して東城小奴可間測量設計のため八幡駅設置決定地点中菅へ、近々米子建設の詰所が建設せらるべく、同地方農民は5,6日前から急に稲の刈取りにに着手し、地方一般に鉄道工事気分が昂ってきた。 芸備日日新聞1932年(昭和7年)10月16日付

小鳥 原
2025年12月30日読了時間: 1分
JR西日本岡山支社、来春のダイヤ改正で方針 芸備線本数削減・東城駅無人化
JR西日本岡山支社は、来年春のダイヤ改正で、芸備線の新見備後落合間の本数を一部削減し、東城駅は無人化する方針を示した。これに対し、沿線に当たる広島県の東城・西城町、岡山県の新見市・神郷町・哲西町の5市町幹部は15日に支社を訪れ、現状維持を要請する。...

小鳥 原
2025年1月3日読了時間: 1分


新声新聞芸備線・東城保線区関連記事
小奴可駅長更迭 箕浦小奴可駅長は塩町駅長に、後任には中村吉郎氏来任した。 新声新聞1947年(昭和22年)7月16日付 東城駅新助役に 着任以来4年半、東城駅の至宝、安藤信隆氏は今回助役に昇進登場。 新声新聞1947年(昭和22年)10月12日付 保線の区発展 東城保線区の電化機械工場成り、12月20日朝、神式厳粛なる開場式吹子祭と山峡会演芸部主催忘年余興大競演会を催し盛会であった。 新声新聞1948年(昭和23年)1月1日付 東城保線区分区対抗野球 野球熱旺盛近時長足の進歩を示す東城保線区では5月29日午前9時半より小学校校庭に区内分区対抗大野球戦を展開。盛川区長を投手とする本区親爺組を初め8チーム鎬を削ったが中途一時東城ホワイトソックス対庄原全逓組に席を譲った為め準優勝及優勝戦を後日に残しその一回戦を閉じた。成績左の通り。 東城分区小奴可分区連合5=7本区親爺組 油木分区落合分区連合21=26本区土木建築 本区事務9=5補修班 西城分区庄原分区連合1=8本区軌道・巡検組連合 新声新聞1948年(昭和23年)6月1日付 保線区相撲大会...

小鳥 原
2025年1月2日読了時間: 5分


明朗!!東城保線区
保線区とは? 仕事の性質が余り地方に交渉がないのと旅客を取扱う駅の様に民衆に接触する機会が尠いので自然保線区は同じ東城にあり乍ら、内容等余りよく知られていないが現区長盛川剛介氏着任以来交通・運輸・文化の魁かけ、国鉄の名にかけて重大なその使命の達成に異数の熱と力を示して而も明...

小鳥 原
2025年1月2日読了時間: 2分


小国地方産米鉄道輸送変遷 三神線全通で
世羅郡小国地方を中心とし産米の一部約2万俵は阪神地方へ移出せられるが、その輸送は従来自動車で山陽線河内駅に運び鉄路によったのであるが、最近福塩北線の開通ついで三神線の全通で河内駅からの輸送より10トン1車につき10円近く低廉につくこととなるので小国地方から阪神以東への米輸送...

小鳥 原
2024年10月9日読了時間: 1分


八鉾-小奴可間の鉄道工事に着手 橋梁30数ヶ所隧道数ヶ所に上る難工区
三神線中の難工区比婆郡八鉾-小奴可両村の中腹を通過する鉄道工事は、堀内組によりこのほど着工されたが、この工事は橋梁30数ヶ所・トンネル数ヶ所。ことに橋梁工事は稀にみる大々的なものもあり、この工事に消費する火薬の総額は3,000数百貫とみられ、堀内組は7日この火薬の貯蔵庫を建...

小鳥 原
2024年9月30日読了時間: 1分
小鳥原橋梁の老朽度調査 遠心力で振幅ひどい 珍しい空洞ピヤーの検査
中国地方で山陰本線の余部橋梁に次ぐ高い鉄橋として知られる芸備線道後山-落合間の第一小鳥原橋梁と第二小鳥原橋梁の老朽度調査がこのほど岡鉄局の依頼により、国鉄公社の鉄道技術研究所(東京)から構造物研究室長多田美朝技師・同主任研究員大地羊三技師・同研究員樋口芳明技師・同地質研究室...

小鳥 原
2024年9月15日読了時間: 3分
芸備線近代化陳情関連
気動車新設を陳情 広鉄局へ東城町民代表 比婆郡東城町では芸備線の客車便が北備地方民の利用に不便なのでこのほど町・商工会・青年商工会・観光協会など関係者が広鉄局を訪れ、ダイヤの改正やディーゼルカーの新設をしてほしいと陳情した。...

小鳥 原
2024年9月15日読了時間: 4分
道後山駅など無人化 岡鉄局が9月から 赤字の芸備線合理化で
【岡山】赤字路線の芸備線合理化をすすめていた岡鉄局は1日、9月1日から同局管内の塩町(広島県)-備中神代(岡山県)間20駅のうち9駅を無人化、貨物取り扱いを9駅から3駅に集約することを決めた。 無人化されるのは坂根・市岡・野馳(以上岡山県)・道後山・比婆山・平子・七塚・山ノ...

小鳥 原
2024年9月14日読了時間: 2分


沿道歓呼の中を初発列車は走る 三神線の初景気上々
県北民待望の山岳列車三神線全通の10日すがすがしく新線に沿った大阪行初列車はこの日午前10時24分備後十日市駅発"大阪行"の文字も鮮かに4両連結第342号客車を仕立て朗らかな汽笛一声を吹きあげたが沿道は歓喜に湧きかえる地方人で歓送迎され秋の田圃に立った農民も稲束をふりあげ道...

小鳥 原
2024年9月11日読了時間: 2分


延びゆく三新線小奴可へ鉄道開通 東城=小奴可の難工完成 いよいよ明日から
米子建設事務所の手で建設中の三新線のうち東城・小奴可間14.540キロは今回完成、来る15日から東城・小奴可両駅の開業をする この区間は昭和8年2月起工したが、東城川に沿った山間部で難工事多く、橋梁14・トンネル3・勾配1/25の箇所もあり、工費110万1751円を要した...

小鳥 原
2024年9月9日読了時間: 1分


三神線全通待望40年の"汽笛" 備北の山野に谺するきょう 沿線にどよもす歓声
交通文化に取残された北備の山野を貫き備中の山間部を結んで陰陽両本線の動脈とさらに遠く京阪地方とも直接に連絡し中国中央部の交通運輸に一大変革をもたらす重大使命を持つ三神線(備中神代-備後十日市間)90キロはきょう備後落合-小奴可間11.8キロの開通によっていよいよここに全通し...

小鳥 原
2024年9月7日読了時間: 1分


両山鉄道と東城及び西城
両山鉄道は既に仮免状の交付を受け目下本測量中なるが又一方には三次尾道間に敷設の計画あり右等鉄道の全通する暁には奴可郡東城は独り何れの線路にも輿からざれば只孤立の姿となりて果は該村は愈々東北僻陬の一寒村に終るべく商業は遂に地に堕つるの悲境に至らんとて心ある人々は憂慮一方ならず...

小鳥 原
2024年7月27日読了時間: 1分


線路変更の意見
奴可郡東城に岳東狂士なるものあり、頃日両山鉄道敷設の計画を聞きて線路変更の意見を差出したり、鉄道に対する前途の利害得失を考査して後断案したるものなりと云うと言えどもその説の可否は本社の関する所にあらず、只参考の為その要旨を左に掲ぐ。...

小鳥 原
2024年7月27日読了時間: 2分
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