通った通った待望の列車が通った!三神線八幡-小奴可開通し地方民歓喜の絶頂
- 小鳥 原

- 8月6日
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待ちに待った15日、三神線八幡-小奴可間開通の日が来た、この日は好天気に恵まれ小奴可駅構内は大装飾を施し早朝より煙火を打揚げ開通祝賀気分が満溢し官民有志は続々と駅に詰かけ乗客列車の到着を待った、やがて午前8時45分車輪のレールを斬る音も勇ましく機関車が晴れの姿を現した、群衆は期せずして万歳の声を一斉に送る、列車は予定の如く静かに報道関係者および多数の来賓紳士を乗せて到着したのである斯くして開通祝賀会は八幡駅は午前8時から菅小学校で、小奴可駅は同10時から昭和会館でいと盛大に挙行された、先ず小奴可駅では大阪鉄道局長代理井上米子建設事務所長以下鉄道関係者その他多数来賓臨席、打笙を合図に一同着席先ず国家合唱後開会の辞、同村長の式辞あり、それより大阪鉄道局長・米子建設事務所長・広島県知事・広島控訴院・同地方裁判所長・東城警察署長・永山県議・郡内各町村長・地方有志・新聞記者各総代・東城商工会・細川鉄道嘱託医その他諸氏の祝辞朗読ありそれより米田代議士ほか7氏の祝電披露があって青木同駅助役の閉式の辞があって正午式を閉じ引続いて祝宴に移り折詰瓶詰の餐応あり一同乾杯歓談裡に開通を祝賀するところあった、宴中同村処女会員酒間を斡旋し大拍子の余興で一層興を添え午後1時盛大裡に散会した
わき返る賑い 小奴可村未曾有の人出



