top of page

東城-上下間省営バス要望 近く実地調査する 恵まれぬ神石郡に一大福音

  • 執筆者の写真: 小鳥 原
    小鳥 原
  • 2025年12月30日
  • 読了時間: 1分

東城-上下間36キロ省営バス実現の促進運動は、関係の比婆・神石・甲奴3郡の各町村長代表者が14日東城町役場に集合種々打合せをなし、促進同盟会長村上氏ほか一同は宇野東城駅長および本社東城支局を歴訪し主旨の賛同をもとめ同夜は東城町に滞在。15日は代理米田秘書官を帝釈峡に訪い陳情した。右バスは今議会に森田代議士が建議案を提出、採択されたので近く実地調査があるはずで、大体の設計は三神線東城駅から福塩線上下駅にいたる36キロの区間を直線コースに連絡するので、南北両備の交通も至便となり、途中に県立公園帝釈峡を擁し、遊覧客に多大の便宜を与えることであろう。また実現に先立っては県道の拡張修理は必然とせられ、改修工事費として15万円が見積もられている。これらの土木事業による経済的影響・交通発達より受ける地方文化の開発は甚大で、殊に神石郡はその地形急峻で交通機関の恵沢はいたって少なく鉄道の敷設は当分不可能とみられ、したがって省営バス実現に関しては起終両点たる東城・上下町より以上に熱烈な要望を抱いておる。

中国新聞1934年(昭和9年)3月18日付

bottom of page