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東城駅前運送会社争議関連

  • 執筆者の写真: 小鳥 原
    小鳥 原
  • 2025年12月30日
  • 読了時間: 2分

東城逓送会社 株式の募集に紛糾を生じた

近く開通予定の三神線東城駅を目的に、早くも本年6月ごろ地方運送関係者間で東城合同運送会社を設立し、すでに駅前に大倉庫の建築など諸設備をしていたが、最近にいたりさらに東城運送株式会社を設立せんとし株式募集中であるが、その発起人中に岡山県の矢神合同運送会社が記されていたのにその後同会社は何ら関係ないと主張するので、すでに申込んだ株主がごてついているらしい。

中国新聞1930年(昭和5年)10月16日付


三神線東城駅隷属の運送会社合併と北備運輸の支店設置

本月25日開通する東城駅は北備一帯貨物の集散地として、従って業務はその利益最も多きものとみて一般運送業に着眼していたものが多かったが、本春以降駅前に野上・松尾両氏が東城合同運送合資会社を設立して着々準備を進め、又之に対抗して日伝前町長・古河・福盛・宮田・竹中・小田諸氏が東城運送株式会社を創設して目下倉庫及び事務所等の建築中であるが、両者とも公認問題に関し相当その筋へ運動をなしたるも、鉄道省は両者対立の不利なるをみてこれが合併をしようとし、直接または第三者をもってしばしば双方へ示談折衝を試みたるも容易に落着を見るに至らず、ついに去る15日東城運送の日伝・古河・宮田三氏と東城合同の野上・松尾両氏を米子運輸事務所に招致して、数日間にわたりこれが合併勧説したるところ漸く両者ともその勧告を容れて合併することになった。よって東城合同はその建物敷地等を東城運送へ売却して、表面合併なるも事実手を引くものと見られている。而して庄原駅前に芸備線開通当時から営業を開始し、相当の業績を上げている北備運輸合資会社が、将来一層事業の拡張を計らんと東城駅前へ同会社の支店を設置すべく現在その準備中。

芸備日日新聞1930年(昭和5年)11月25日付

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