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東城-小奴可間きょう盛大な開通式

三神線東城-小奴可間の開通式は15日広島県比婆郡八幡村と小奴可村とで盛大に挙行された、この日午前6時4分小奴可駅発の初発列車、汽笛の音も勇ましく、地方民歓呼のなかを発車し、先ず祝賀気分を唆った、八幡村では9時から駅付近の菅小学校で開通式および祝賀会を挙行、余興として郷土芸術の大拍子・花笠踊があり、さらに小奴可村では、11時から小奴可俱楽部で同様挙催し、旗行列・福まきなどの余興に大賑いであった、当日の来賓は米子建設事務所長・大鉄局長・広島県知事代理・県議・比婆郡内各町村長・地方有志ら200余名、なお今夜は両地方とも提灯行列を行う

中国新聞夕刊1935年(昭和10年)6月16日付

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