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白雪号も出動
―あすはスキー日曜学校開校 各地の雪便りは上々―
急激に低下した水銀柱のおかげで新春早々広鉄管内各スキー場は白銀に乱舞するスキーヤーで大賑わいを呈しているが、7、8日の土曜日曜をかけて管内スキー場積雪便りをたずねて見ると、6日現在で十種ヶ嶺と大山を除いていずれもスキー可能とあり、広鉄自慢の道後山山の家も設備万端を整え、8日はスキー日曜学校開校式が挙行されるほか、道後山行きスキー列車白雪号もいよいよ7日夜から第一回目を運転されることとなり銀嶺目指すスキーヤー客で8日の日曜は各スキー場とも雑沓することであろう。7日正午における各スキー場の積雪便りは次の通り、
長田35センチ、可能▲大ヶ山40センチ、可能▲大佐山35センチ、可能▲道後山70センチ、可能▲吾妻山100センチ、可能▲盤ノ谷30センチ、困難▲金尾原65センチ、可能▲雲月山40センチ、可能▲三谷20センチ、可能▲地福25センチ、困難▲船平山20センチ、可能▲十種ヶ嶺30センチ、不可能▲大山30センチ、不可能▲青野山30センチ、可能▲白井ヶ原20センチ、可能
中国新聞夕刊1939年(昭和14年)1月8日付

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