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陰陽連絡バス不通 県北に大雪 芸備線にラッセル車

執筆者の写真: 小鳥 原小鳥 原

中国地方では28日から29日午前中にかけて雪が降り続き、県下の瀬戸内沿岸でも珍しく雪が積もり、山間部では50cm~1mに達した。このため国鉄芸備線などでは今冬初のラッセル車が出動、陰陽を結ぶバス路線はほとんど不通となった。

比婆郡東城町小奴可では積雪90cmに達し、内堀-小奴可・庄原-帝釈・西城-八幡の定期バスが始発から運休しいまのところ開通の見込みはない。その他の各路線は30分から40分遅れ、電話も午前9時西城局から岡山県新見・尾道・帝釈線が不通となったが、正午過ぎ復旧した。芸備線新見-落合間の列車は40分から50分遅れ、東城保線区線路班は年末休みを返上して線路の雪かきを行った。また今冬初のラッセル車も運転された。

高尾原スキー場は80cm、道後山は1m30cmとなり中・四国地方からスキーヤーが続々つめかけている。

(以下省略)

山陽新聞広島県内版1961年(昭和36年)12月30日付

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