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芸備線で急行脱線落石に乗り上げ2人けが

執筆者の写真: 小鳥 原小鳥 原

【東城】6日午後7時53分ごろ、広島県比婆郡東城町の国鉄芸備線内名-備後八幡間で、広島発新見行き上り急行「たいしゃく2号」=赤名国夫運転士(44)2両編成=が落石に乗り上げ約40メートル突っ走って1両目の前輪が脱線した。この事故で乗客31人のうち比婆郡比和町・無職岡田〇〇〇さん(44)と岡山県阿哲郡哲西町・高校3年生吉田〇〇君(18)がそれぞれ10日間程度の打撲傷を負った。

岡鉄局で原因を調べているが、落石は線路右側の高さ20メートルのがけから落ちてきたらしい。

中国新聞1973年(昭和48年)2月7日付

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