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執筆者の写真小鳥 原

芸備線でレールが欠損

24日午前6時10分ごろ、国鉄芸備線小奴可駅-道後山駅間で、新見発広島行き下り普通旅客列車が通過のとき、異様な音がしたのを近くで農作業をしていた比婆郡東城町小奴可、農業富田○○さん(45)同町同山下○○さん(43)が聞き、調べたところ、レールの継ぎめ付近の上の部分が約20センチ割れてそばに落ちていた。2人の通報で小奴可駅は次の下り貨物列車を臨時停車させ、レールの欠けた部分に鉄板をかぶせた応急処置をして通過させた。同10時45分ごろ、東城保線区員が長さ約25メートルの長尺レールと取り替えた。他の列車に支障はなかった。

同保線区の調べでは、原因は欠けた部分に古いひびがあり、列車の震動で折れたらしい。

中国新聞1967年(昭和42年)4月25日付

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