庄原市東城町の市街地循環バスと農村部を巡る地域生活バスの運行開始式が1日、同町川東の市東城支所であった。2日から運行を始める。
29人乗りの循環バスは1日6便で、月~金曜に運行。支所やスーパー・病院・温泉施設などを運賃100円(未就学児無料)で28分かけて回る。地域生活バスは、13人乗り小型バス2台で11路線を担当。うち10路線は、町中心部と各地区を週2日ずつ1日2往復する。町南部の宮原線は月~金曜運行する。運賃は距離に応じて100~400円。障害者や小学生以下などは半額になる。
式では、約50人が見守る中、滝口季彦市長たちがテープカット。循環バスに試乗して市街地を巡った。
1日からはJR東城駅-庄原バスセンター間を県道で1日1往復する路線(片道1,300円)がスタート。3日から、町境で西城町のバスに乗り継ぎできる小奴可発着便も月・金曜に1往復(同190円)する。他地域のバスは当面、現行通り運行する。
中国新聞2006年(平成18年)3月2日付