広島電鉄(伊藤信之社長)が、かねてから運輸省に申請していた広島-帝釈峡(広島県比婆郡東城町)間の循環観光バスはこのほど認可され、これまで直通バスがなかった広島からの観光客はぐっと便利になる。
同路線は4月~6月(春)と9月~11月(秋)の各日曜日と祭日に運転する。ことしは予定より認可が遅れたため秋のシーズンだけ。帝釈峡は秋のモミジ・春の桜・ツツジなどで有名だが、広島からは各交通機関とも乗り換えが多いなど不便だった。
ダイヤと料金は次のとおり。
広島バスセンター発8:10・帝釈峡着12:20▽帝釈峡発16:10・広島バスセンター着19:40。帝釈峡での遊覧船料金合わせて、おとな1,300円子供650円
中国新聞1967年(昭和42年)5月1日付