国鉄中国支社は、今シーズンもスキーヤーのための”スキー臨時列車”を来年の1月6日から3月4日まで毎土・日曜・祭日に運転することになり、6日、ダイヤを発表した。これによると、広島から三井野原・大山・道後山などへのスキーヤーに便利になっている。昨年同様、広島-三井野原間にスキー専用列車"銀嶺"が運転されるのをはじめ、今シーズンは大山へのスキーヤーが多いことが予想されるため、行きは米子行きディーゼル準急"ちどり"(広島発午後11時15分)に2両を増結。帰りは伯備線のディーゼル準急”しんじ”に併結する”新雪”を初めて運転する。"銀嶺"は上りは全部座席指定で、指定券(100円)は運転日の1週間前から発売する。"新雪"は米子-新見間が準急・新見-広島間が快速となる。
(中略)
"新雪""銀嶺"の運転日とダイヤ次の通り。
【新雪】(2月11・18・25・3月4日)米子発15:13伯耆溝口15:34新見17:15東城17:53道後山18:28備後落合18:48備後西城18:59備後庄原19:16塩町19:32三次19:45甲立20:02吉田口20:07中三田20:31矢賀20:55広島着21:00
(以下省略)
山陽新聞広島版1961年(昭和36年)12月7日付